「答えは内側にある」と言われても、よくわからないって人に届けるさらに難解な話(笑)

形而上学

現代社会を生きていると何かに追われているような感覚に陥らないでしょうか?だいたいの人は「時間に追われて」と言いますが、時間に追われるという感覚の本質は何なのでしょうか?

最初に答えを言うと、それは「死」への恐怖から生み出されます。
「そんなの考えすぎじゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、人間の肉体は有限であり、100年足らずの人生のスタートを切った瞬間からカウントダウンが始まっているんです。

「この世に時間がなければハッピー」という人もいるかもしれませんが、有限の時間に恐れを感じながらも、時間がないということは終わりが無いということになり、私はそちらのほうが恐怖を感じます。

はい。もうここまで読んで一体何を言っているか意味不明という人はドロップアウトしてもらったほうが良いかもです。(笑)でもですね。人は遅かれ早かれこの問題に直面するので、早くそれに気付けば人生は大きく変わります。(「死ぬ直前に気付いた」なんて嫌じゃないですか?)

そんな訳で、興味を湧いた方だけ最後まで読んでみてくださいね。

人の脳で未知のシグナルが発見された

人間の脳は古代からがさほど進化していないと言われていますが、脳の機能は少しずつ解明されてきています。

そして近年、人間の脳でこれまで見たことのないユニークなシグナルが見つかり話題となったのですが、実は私たちの脳はこれまで考えられていた以上に強力な演算装置である可能性が示唆されたのです。

人間の脳はコンピューターとよく比較されるが、もちろん完全に同じものではなく、脳の外側の「大脳皮質」より深いところにある第2層、第3層では、運動制御といった高次機能に関連していると考えられている枝が密集しています。

発見されたシグナルは、カルシウムが媒介になるというこれまでに理解されていなかった作用で、脳はこれまで知られていなかった処理を行なっているのかもしれないことが分かったということは、私たちが意識下で行うこと以外にも脳は複雑な処理を行っていて、ヒトはそれを認識することは出来ないということになります。

私もスピリチュアルヒーラーという職業をやっていると、一般的には霊能力と呼ばれる能力を有する人とも当たり前に出会います。しかし、彼らはTVに出るような霊能者とは違う場所でその能力を使います。

話は少しそれましたが、医学では解明されていない脳の信号が、いわゆる見える人と見えない人の違いである可能性があるのです。

脳と宇宙は同じ構造

脳の活動によりそのような違いが出るということが実証されたわけではありませんが、脳には不思議がたくさんあります。

脳は私たちの身体を動かく中枢機能であり、コンピューターでいえばCPUということになりますが、CPUは人間が造ったものなので、当然その仕組は理解されているが、脳に関してはその仕組は完全に理解されておらず、脳の仕組みはもっと壮大で宇宙と類似するとも考えられています。

脳と宇宙は、その大きさで見てみれば、27桁ほどの違いがあり、ゆえに両者の構造を作り出すプロセスはまるで違いますが、異なるプロセスによっていたる複雑さと自己組織化のレベルは不思議なほど似通っています。

たとえば、人間の小脳はおよそ690億個の神経細胞によって構成されますが、一方、宇宙の巨視的なネットワーク構造を構成するのは1000億の銀河で、どちらもはっきりとしたネットワークを形成しています。

それらの接続を調べると驚くほど似ていて、小脳の神経ネットワークを1マイクロメートルから0.1ミリメートルの倍率で観察してみると、その物質の分布は、シミュレーションから得られた500万光年から5億光年の範囲のコズミック・ウェブのそれと同じだったのです。

そのため、脳と宇宙は類似するものとして、ミクロコスモとマクロコスモスとも表現されたりもしますが、これは日本語にすると「小宇宙」と「大宇宙」となります。

また、脳と銀河の構成も似ていて、脳のおよそ77%は水でできていて、宇宙は72%がダークエネルギーであり、どちらも受動的な物質で、それぞれの内部に浸透して、間接的な役割のみを果しています。

さらに両者の情報容量も似ていて人間の脳の記憶容量は2.5ペタバイトだと推測されていますが、銀河の複雑さを保存するには、4.3ペタバイトの記憶容量が必要になると考えられています。

すべてを理解するための手段

前述した話をまとめると、脳と宇宙は同じものであるから、脳には宇宙のすべての情報が詰まっているという解釈ができます。(完全にイコールとは別のはなし)

これは哲学的にいうと、「すべての答えは内側にある」ということになります。私たちは問題や苦難に遭遇すると、誰かにその答えを求めます。それは、未解決の状態は脳に負担(ストレス)になるからで、いち早く負担を解除したいという脳の働きによります。

安易に外に答えを求めるという行動は、誰しもがやりがちですが、先程言ったように脳は宇宙の情報すべてを持っていて「答えは内側にある」のだから、実は外に答えを求めるのはナンセンスということになります。

どうなって、脳に蓄積されている情報を取り出すかがまた難解ではあるのですが、その答えのひとつをお伝えします。

私たちは、世界のすべてを3次元構造の中でしか考えることができないことが情報を取り出せない原因だと言えます。3次元構造の世界とは「物質世界」のことであり、これは古代の哲学者プラトンの言う「形而下学」の世界を示します。

プラトンが「形而下学の世界を理解するには、形而上学を理解すべきだ」と言う言葉を残していて、つまりこれは「物質世界を理解するには、精神世界の理解が必要」になるということになり、ひいては「3次元構造の世界を理解するには、多次元の理解が必要」ということになります。

ややこしい話ですが、簡単に言うと「精神世界(多次元)を知れ」という事になります。
古典的な数学を応用することで、脳の構造を観察する新しい方法によると、脳は最大11次元で稼働する多次元幾何学的構造だと判明しています。

この事実を発見した神経科学者アンリ・マークラム氏は、「脳の小さな断片ですら、こうした物体が数千も7次元を超えて存在していた。一部のネットワークでは11次元構造すら見つかった。」と想像しなかった結論に驚きを隠せなかったといいます。

簡単に言うと「科学的にも精神世界が証明されつつある」ということになります。しかし、よくよく考えると古代の賢者は哲学者はこれを後世に残しています。

でも、私たちのほうがそれを理解できなかったため、科学技術がそれに追いつくのを待ってようやく理解できる段階にきました。ただ、「もう少ししたら科学が全て松栄してくれる」と思うのは間違い。
先程言ったように形而下学(物理世界)のことは形而上学(精神世界)からでしか理解できないのです。つまり、最初から精神世界について学ぶことが一番の近道ということになります。

正直言ってハードルの高い話だと思いますが、どうせそのままじゃ決まり決まったレールに乗ったつまらない人生になるだけなので、人生の向かう方法を大きく変えてみたはどうかを思います。

何もいきなり山に籠もって修行しろと言ってはいません。
週に一度1時間ほどの瞑想から入るのがおすすめですが、それ以上パスも常に扉は開かれています。
一歩なんか何も考えずに進んだほうがコスパ良いと私は思うんですよね♪