私が気付いてしまったエネルギー/物理とスピリチュアルでの解釈違い
「エネルギー」と聞いて何を想像するでしょうか?
エネルギーのイメージは人それぞれで、目に見えるものを想像する人もいれば目に見えないものを想像する人もいるはずです。
私自体もいわゆるスピリチュアル界で言うエネルギーとは一体何のことを言っているのか正直わかりませんでした。しかし、そんなエネルギーを実際理解し操ることができる人が存在していて、そんな人達と同じ時間を過ごすことにより少しずつエネルギーの正体が分かるようになってきたように感じています。
エネルギーの正体
エネルギーの正体など説明できるのかは、専門でもない私が語る必要もないですが、ウィキペディアには次のように説明されています。
物理学において、エネルギー(独: Energie)またはエナジー(英: energy)は、仕事をすることのできる能力のことを指す。物体や系が持っている仕事をする能力の総称。
wikipedia
これはつまり物質世界では、物体などを動かす力がエネルギーだと言っていることになります。
しかし、それはあくまでも物質世界でのことで、私たちのようなスピリチュアルを扱う者がいうエネルギーはまた少し違うものになります。
ざっくりいうと、スピリチュアル的にはエネルギーだとは物質の変化にだけ作用するものではなく、精神やマインドなど目に見えないものにも作用しているということになります。
このように書くと、その現象がマイノリティなことだと聞こえてしまいますが、実はこれがマイノリティではなく、これがすべての根源となります。
日本でノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章博士の記念講演会では、エネルギーについて次のように述べられました。
- 「宇宙のすべては”エネルギー”でできていて、境目なく一つにつながっているということを知りました。」
これを読み解くと、ことは難しいですが宇宙はすべてエネルギーで構成され、単体だというのは一体どういうことなのでしょうか?
全ては一つ
エネルギーの正体は「この宇宙全て」と答えることが正しいとも言えますが、私たちは常に自分目線で物事を捉えています。
たとえば身近に起きた出来事に対し、宇宙全体をイメージし、銀河系の位置、太陽系の位置、地球の位置、地上の自分のいる位置を想像して、その出来事を捉えているひとなどそうそういないはずです。
でも、すべてがエネルギーでそれがひとつであるとするならば、私たちの身近で起きた出来事もすくなからず宇宙に影響を与えているということになります。
これは冒頭で説明したエネルギーにより物質が動くという科学的な説明のほうが理解しやすいように思いますが、身近で起きた出来事でもエネルギーが動いているわけで、エネルギーが動いているためその作用がどこかに生じるということになります。
なかなか複雑な話ではありますが、次はもっとスピリチュアル的な観点からエネルギーを見て、私がエネルギーの感覚?的なものに気付いた体験談をお話します。
エネルギーには常に接しているけど気付いていないだけ
スピリチュアル界では話の中で「エネルギーが…」というフレーズが良く出てきます。
そして、それはスピリチュアル初心者であっても「それっぽい言葉」であるため、よく理解していないのに好んで使う人もたくさんいます。
しかし、頑固な私は自分が理解してもいない言葉を他人に対して使うのは嫌で、エネルギーという言葉を安易に使うことには抵抗がありました。
しかし、別に時間がたっても自動的にエネルギーが何なのかが分かるようになるわけでもないので、いったいいつになったら自分はエネルギーが分かるようになるのか不安すら感じていました。
実はエネルギーの存在は子供の頃から感じていた
結論を言うと、誰もが幼いときからエネルギーを身近に感じています。それは大人になって忘れるとかいうものでもなく、日常的になりすぎてエネルギーだという認識がなくなるのだと思います。
具体的にいうと、私はあるイベントでエネルギーを理解している方を一日一緒にいた時があり、その時の会話では「ここのエネルギーが…」「あのエネルギーが…」という会話を頻繁に耳にしました。
そこで分かったので、「あっ、このことをエネルギーと表現しているんだな」ということで、正直言ってエネルギーを感じることは難しいとかいうレベルの話でもなく、知らないだけというのが率直な感想です。
わかりやすいく表現すると「その場の雰囲気」などもエネルギーによるものであり、「その場の雰囲気」を感じたことがない人などいないわけですが、まさかそれがエネルギーだとは考えたこともないでしょう。
ということはエネルギーを扱うことができれば「その場の雰囲気」を変え、人を動かすこともできるということになります。
まとめ
エネルギーについては、難しく考えていたのに案外簡単だと感じた人がほとんどではないかと思いますが、注意しなければならないのがニューエイジの存在です。
ニューエイジは、都合よく神やエネルギーなどスピリチュアルな話を持ち出し、自分を正当化する人たちのことで、本当のスピリチュアルとニューエイジは似て非なるものになります。
傾向的にニューエイジは自分たちの主張を掲げて、それに人を巻き込むため、多くの人がその影響を受けてしまいます。
一方で、本当のスピリチュアルは神聖で神秘的なものであり、そうであるがゆえに気軽に誰にでも話すべきではないため、なかなか人には伝わりづらく受け入れられずらいものになります。
ヒーリングもスピリチュアルに分類されますが、日本では少し怪しいと思う人が多い一方、カナダなどでは保険適応であり、公式に認められ市民権が与えられています。
しかし、世界から日本を見ると「奇妙なシャーマニズムが残る島国」であり、その見解が真逆でギャップが生じているのが不思議です。
実は世界的に見てもスピリチュアル文化を継承している日本人がそれに気付かず、逆に怪しいとさえ思っていのは本当にナンセンスな話であり、私たちヒーラーはその認識の修正から行っています。
まあ、細かいことをいろいろ言いましたが、とりあず体験してみないと頭では理解できないので私たちのサロンにお越し頂ければ、もっと興味深い話ができるかと思います。