私たちは、どこから来てどこに向かうのか…

形而上学

地球の歴史は46億年であるのに対し、私たち人類の歴史は20万年です。
そんな私たちは突然この地球に現れたのかどうなのか?
これは未だに謎とされています。

現在のところ私たち人類の誕生には3つの説があり下記のとおりとなります。

  1. 創造論(神が人類を含め全てを創造した)
  2. 進化論(人類は猿から進化した)
  3. 古代宇宙飛行士説(古代に宇宙人が介入し人類が誕生した)

これらを見ると時代の移り変わりにより、主張されるものも変わってきているように思いますが、現在ではキリスト教徒であっても創造論を信じない人たちも多くいます。

進化論にあっても私たちは学校教育で教わりますが、進化論を高等教育以外で教えるには誤解を招きすぎると教育では教えていない国々もあります。

そして、古代宇宙飛行士説ですが、インターネットの普及などで、この説を主張する人たちは世界中で急増しています。その中には著名な科学者などもいて、いまはこの説がトレンドとも言ってもよいような状況と言えます。

悩むべきか悩まざるべきか

この人類の長年の疑問に対し、さまざまなことで気持ちが落ちているときに考え始めると、自らの価値観や人生の価値観を自分で否定し、さらに気持ちが落ち込む人もいるようです。

ですので、これは「悩むことではない」と言っておきます。

よくよく考えると私たちが母親の胎内に宿り、生まれてきた瞬間に「大変だな」「人生ってなんだろう」などとは考えているはずもなく、そこには「希望」しかありません。
つまり、生まれた瞬間の赤ちゃんは『100%ポジティブな状態』なのです。

これは言い方を変えると『もっとも神に近い状態』だと言えます。
ここまでは納得できる人が大半だと思いますが、残酷なことに人は成長しいろんなことを経験すると、この「神にもっとも近い状態」であることを忘れていきます。

「それは何故か?」
当然そんな疑問が浮かび上がるはずですが、それにも答えがあります。
しかし、それに気付くことができるのは極わずかの人で、多くの人が人生の目的すら見つけることができずに、人生を終えていくことになります。

そう書くとちょっとマイナスイメージが強かったかもしれませんが、私が本当に言いたいのは逆で、『私たちはめっちゃポジティブな存在ですよ!』ということです。

もちろん私も一般社会の中で生きている訳で、ネガティブになることもありますが、世の中がナゼそうなっているのかを知ることができれば、客観的に今起きていることを見ることができ、不必要なトラブルや思考の罠にかかることが無くなります。

人生をポジティブに生きる

「そなんだ!じゃあ好きなことをして楽しく生きよう!」
そう思う人が大半ですが、実はここが落とし穴だったりします。

大丈夫。私もこの落とし穴にがっつりハマっていました。
(何が大丈夫か分かりませんが(笑))
人生をポジティブに生きるというのは決して「自分だけ良ければいい」「楽しければ良い」というものではないはずです。世界では常に20以上の紛争が起き、世界中から争いが無くなったことは一度もありません。

つまり、あなたが楽しさだけを追求して満足しても、同じ時代に生きながらも苦難の日々を過ごしている人もいます。
これは誰しもが知る事実で、私が言うまでもありませんが、この状況をみて自分だけが楽しい人生が本当の自分の目的だと言えるでしょうか。極論ですが世界中の人全てが幸せだと言える状況こそが、本来ある姿であり、私たちが地球上で生き、進化成長する目的はそこにあると私は思っています。

話が壮大過ぎるから他人ごとのように思えるかもしれませんが、思い出してください。
私たちは全員がもともと赤ちゃんだったわけで「神にもっとも近い存在」だったのです。

なので自分だ楽しければ良いなどという発想は本来の自分を見失っているだけなのだと思います。
それを思い出すのに早いも遅いもありません。
これは学んだり、教わったり必要もないことで「思い出すだけ」です。

見方によってはけっこう簡単なことにも思えますが、その意思と思考がなければその目的を達成することはできないでしょう。

少しずつ、のんびりでも良いので本当の自分、本当の目的に近づけて行けたら、人生ともっと良いものになるのではないでしょうか?