私の人生を変えた驚きのアンケート結果

人生を自分のものに 形而上学

巷では「第二の人生」「新しい人生」「本当の人生」というキーワードをよく目にするようになりました。
しかし、言葉では簡単に言えてイメージも付きやすいものではありますが、いざ一歩を踏み出そうとすると、そこまで簡単なものではないというのが実際のところです。

ちなみに私は、仕事という面では2019年に20年勤務した公務員を辞め「第二の人生」を歩み始めた人ということになります。しかし、あらためて考えてみると全て「仕事」を主軸にした考えでは、それは転職したことにしか過ぎず、「思い切って脱サラした人」でしかないのではないかと思います。

私自身、内面の自分に語りかけてみると、何も転職したいから公務員を辞めたわけではなく、さまざまなことがあります。それらを挙げてみると以下のようなものになります。

  • なぜ、多くの人が社会の理不尽に気付きながら、気付かないフリをしているのか?
  • なぜ、理不尽が世界回しているのか?
  • なぜ、自分はそんな世界にいるのか?
  • なぜ、自分は2度も死にかけているのに、また元の生活をしているのか?
  • なせ、世界には不思議な事が多いのに無視され続けているのか?

その時は突然訪れた

多くの人は、自分の好きなことや意味のあることをやりたいと思っています。しかし、まわりが当たり前に就職し、結婚して家庭を持っているから、それが人として当たり前だと思い込んで、自分もまわりと同じような行動をとるようになります。

これは学校教育の弊害だと言う人もいて、アイデンティティは悪いことだという暗黙の了解がレールを踏み外すことを許さないという風潮すらあります。

試しにあなたが人生のレールを踏み外そうとすると、まわりの友人達が必死に止めに来るはずです。
これは、もちろん友だち思いである反面、人は周囲と同じであることに安心感を覚えるため、あなただけがまわりと違う行動をし、ましてや大成功を納めるなど心の底から喜べないものなのです。

そうでない人もいるとは思いますが、そんな私も100%喜べるかというと、そうはなりたいものの正直まだそのレベルではないと思います。

さて、でも私はそんな中で人生の大きな舵取りは実行できました。
それには、ある日見たTwitterの記事が大きく影響します。
その記事は80歳以上の方に行ったアンケートで、下記のようのものでした。

Q. 「あなたは人生に後悔がありますか?」
A. 「後悔がある」
  と答えた人の割合・・・70%

Q. 「何に後悔していますか?」
A. 「人生にチャレンジしなかったことに後悔している」

私が退職する時、「もう5年早かったら自分も」と、自分も人生にチャレンジしたいが時間がそれを許さないと、時間のせいにする人が多くいました。

しかし、よく考えてみてください。誰にでも5年前は存在していたはずで、そこには戻れないのにそんな過去を振りかえって後悔する意味などあるのでしょうか?
問題はその時点で決断しなかった自分にあり、時間は問題ありません。これはまったく時間の概念を理解していない人のセリフで「大事なのは今」であることを認識すべきだと、当時の私は心のなかで思いました。

しかし、こう言われると耳が痛いと感じる人もいるはずで、もしそう感じるのであれば選択肢は2つだと私は思います。

  • 今行動し、新しい人生を歩み始める。
  • チャレンジを諦め、まわりと同じ人生で満足する。

このふたつの選択肢の中間にいる人が案外厄介で、何年もたってから新しい人生を歩み続けるのもありではありますが、リスクは増えますし、ご自身の状況も変化しているでしょうから、そんな不確定な未来に期待を持つのはいかがなものでしょう?

ただ、私はいますぐにでも仕事をやめろとは言いません。
まずは考え方を変えればよいと思います。

「今の仕事をバイトだと思う」

そうやって本当にやりたいことを1年掛けて準備すれば良いと思います。何かとんでもないチャレンジをしたほうがかっこいいように思いますが、チャレンジは手段であり目的ではありません。

これも自分が失敗したなと思うところで、いまから挑戦される方には同じような苦労を味わってもらいたくないので、準備期間をしっかりとることをオススメします。

その期間はもちろん二足のワラシ状態ですから、楽ではないと思います。しかし、何十年も社会生活を営んだ人はその習慣やマインドは簡単に抜けず、気を許すとすぐにいままで生活に戻ってしまいます。

なので、しっかりとした意思とビジョンが必要になります。

いままでの余計な常識は捨て去り、自分が自分であること思い出すことから、あなたの「本当の人生」は始まるはずです。